作州菅家忠誠録(03-061/26052) 80万円(税込)
明徳三年右衛門大夫佐国著の江戸中期頃の写し 後醍醐・後村上・長慶天皇の御代における美作菅氏の功績を記す。美作菅氏は道真の有力な末裔とされ、本書でも冒頭に道真との関連を説くが、そこに貼り込まれた道真没後の霊魂妖怪と説明される細密白描画(約180cm)は、付喪神絵巻や百鬼夜行図(現存最古の図はいずれも室町後期、『本朝画図品目』や『実隆公記』にはそれ以前の作品に関する記載がある)などの一種と目されるものの、図柄そのものは他に類型を見ない特異な画風である。金製らしい下着など、戦国時代の風俗を伝えるか 28×1370cm
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